フードランク | プラチナ |
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評価内容 | 原材料:★★★★☆ 安全性:★★★★★ 効果 :★★★★☆ コスパ:★★★★★ 便利度:★★☆☆☆ |
容量/価格 | 1.36kg/2,800円 |
1kgあたり | 2,059円(税別) |
カロリー | 406kcal/100g |
メイン食材 | ニシン・サーモン |
原産国 | アメリカ |
酸化防止剤 | ◎(ビタミンE、ローズマリー抽出物) |
着色料・保存料 | ◎(不使用) |
穀物 | ◎(グレインフリー) |
対応年齢 | 全年齢対応 |
賞味期限 | 製造日より15ヵ月 |
販売元 | 株式会社フロントベル |
ティンバーウルフとは?
ティンバーウルフは、アメリカの「ティンバーウルフ社」で製造されたドッグフードです。
ブランド名からもわかるように、オオカミの食事を意識して作られています。犬もオオカミも肉食動物です。そして同じ犬科であり、犬のDNAはオオカミとほとんど同じなのです。そういった共通点から、オオカミが食べる物は犬の食べる物であると考えています。
自然界では野生の動物を狩りで捕獲して食べますが、それと同じものを用意するのは現代では難しいです。ティンバーウルフではできるだけ自然界の食事に近いものをと考えて動物性タンパク質を多くし、野菜や果物、ハーブでバランスをとれるようになっています。
そうすることで、アレルギーや太りすぎ、毛並みなども対応できる安心のフードとして人気となっているのです。
ティンバーウルフの参考価格
ティンバーウルフは、1.36kg、5.45kg、10.9kgのパッケージで販売されています。価格は税抜きで1.36kgは2800円、5.45kgは8500円、10.9kgは14700円で販売されています。
プレミアムドッグフードと呼ばれるものは味などの種類が1種類のものが多いのですが、ティンバーウルフは複数の種類があるのが特徴です。
それぞれ、配合が少し違うので、アレルギーや体重管理などで使い分けることもできます。
味の種類はありますが、価格に違いがないのも特徴です。販売はインターネットショップで行っているので、店舗によって多少価格の差が出ることがあります。
また、原材料の高騰などの要因で値上げすることもあります。
ティンバーウルフの1kgあたりの価格
ティンバーウルフの1kgあたりの価格は、内容量1.36kgでは約2700円、5.45kgでは約1500円、10.9kgでは約1300円となっています。内容量が多くなるほど1kgあたりの価格は安くなるのでお得です。味の種類がいくつかありますが、価格は変わらないのが特徴でもあります。
一般的なプレミアムドッグフードでは1kgあたり2000円を超えるものが多いのですが、ティンバーウルフは内容量が多いものを購入すればそれほど高いフードではないと言えます。使用する肉の違いで種類が分かれていることなど、犬の健康を考えて高品質で作られていてこの価格はとてもお得です。
販売店舗によって若干価格の違いがある場合があります。
ティンバーウルフの生産国
ティンバーウルフは、アメリカが生産国です。ペットフードの世界は、アメリカを始めとした海外製の方が品質が高い傾向があります。
それは、日本にペットフードの基準が今までなかったことが影響しています。そして、その基準を作るために参考にしたのがアメリカのペットフードの基準です。ティンバーウルフはAAFCO(アメリカ飼料検査官協会)基準適合品です。
ドッグフードの成分などは国によって変わることもありますが、アメリカではグレインフリーやグルテンフリーの考えが主流となっています。日本で販売されている一般的なフードではグレインフリーなどは多くはなく、そういった背景もあり、アメリカ産のフードの方が犬の健康には良いという意見が多いです。
ティンバーウルフの酸化防止剤の使用有無
ティンバーウルフは合成された酸化防止剤を使用しないフードです。BHA、BHT、エトキシキンなどの化学保存料は使用していないと明言していますが、フードは製造された時から徐々に酸化が進んでしまいます。
酸化したフードは犬の健康に良いとは言えないので、天然由来の酸化防止剤を使用しています。化学保存料には発ガン性やアレルギーが指摘されているものもありますが、天然由来であるビタミンEとローズマリー抽出物で酸化を防いでいるのです。ビタミンEは、栄養強化剤としても使用されていて、ローズマリーはハーブの一種で、抗菌や抗酸化作用があります。
犬の体に必要のない物は使用しないことも、安心して与えることができるポイントの一つです。
ティンバーウルフの着色料の使用有無
ティンバーウルフは着色料を使用しないフードです。犬は、食べられるものかを判断するときに見た目で選ぶことはなく、ニオイで判断しています。
そのため、ドッグフードに色をつける必要はないのです。フードに色をつけておいしそうなどのポジティブな意見を持つのは人間だけです。色がついていると、フードの品質が一定に見えます。原材料は高品質な物を使用しますが、色は多少のばらつきが出ます。色がいつもと違っていたり、色にムラがあると人間は「これは不良品ではないのか?」と感じてしまうのです。
そうならないために着色料を使用して品質を一定に見せたいのです。このような理由は犬には必要がなく、着色料が皮膚炎の原因となることも考えられます。
着色料を使用していないこともこのフードの安心できるポイントです。
ティンバーウルフの穀物の使用有無
ティンバーウルフは穀物を使用しないフードです。特に、アレルギー源になりやすいコーン、小麦は使用しないと名言しています。
犬は、肉食動物であるため、肉から栄養やエネルギーを得るのに適した体です。歯の形、腸の長さ、胃の構造などが肉の消化に適しているので、穀物の消化は得意ではないのです。消化がうまくできないことで、お腹を壊したりアレルギーの原因となってしまいます。
自然に近い肉類が多いフードにすることで、消化が良く、犬もおいしいと感じることができるのです。
また、獲物の内臓などを食べることでタンパク質以外の栄養を取ることができますが、このフードは野菜や果物を配合しているので、バランスの良い食事ができます。
ティンバーウルフの成分と原材料
ティンバーウルフの原材料は、より自然に近いことを意識しているので、動物性タンパク質の割合が多いです。その他には、犬の体のために選ばれたハーブを使用して、消化促進をしたり体質改善などバランスをとっています。
また、プロバイオティクスを配合して、消化吸収をサポートしたり、腸内環境を整えることも考えられています。
成分表を見ると、必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸とオメガオメガ6脂肪酸が含まれていることが分かります。一般的なフードはオメガ6脂肪酸しか含まれていない場合もありますが、二つのバランスが取れていることが皮膚や被毛の健康に大切です。
サーモンオイルを配合することで必須脂肪酸を摂取することができています。
ティンバーウルフの口コミ/評判
ティンバーウルフの口コミや評判で多いのが「食いつきが良い」というものです。動物性タンパク質を多くし、犬がおいしいと感じられるように作られています。
そして、食いつきが良いので、アレルギー対策のためにフードローテーションに使用しているという意見もあります。
実際にアレルギーの症状が改善されて調子が良いという意見も多いですが、犬によって好みもあるので食べないこともあるようです。
ハーブのニオイが強いという意見もあり、それが原因で食べない犬もいます。
また、魚を使用した種類もあり、魚が苦手な犬は食いつきが悪いようです。
総合的に見て、ポジティブな口コミや意見が多く、アレルギーのために与えている飼い主が多いようです。
まとめ
ティンバーウルフは、犬とDNAがほとんど同じであるオオカミの食事に注目したフードです。
味の種類が多いのが特徴で、価格は一般的なプレミアムフードよりも若干安いですが、動物性タンパク質を多く含み、穀物、合成酸化防止剤、着色料など犬の体にデメリットになる不要な物を含まない安心のフードです。
ペットフードの基準がしっかりしているアメリカで生産されているのもポイントです。
口コミや評判では、ニオイや原材料の好みにより食べないという声もありますが、食いつきが良いという意見が多く、アレルギー対策として有効と言えます。
高品質な原材料であることと、成分表を見ても必須脂肪酸を含むことなど、犬の健康にとってメリットがあるドッグフードと言えます。